ここを読んでいる皆さんは、いわゆる初学者の方々でしょう。
先ほど王道の学習法と謳いましたが、残念ながら魔法のような学習法はありません。
私の考える王道とは、①ご自身に合った学習方法を早く見つけること、②その方法にしたがい地道に学習を継続することです。
ただ、闇雲に学習を初めると、道を外し迷子になるだけです。
みなさんのゴール地点は「宅建合格」ですが、そのゴール地点の設定をまちがえると迷子になります。
例えば、ゴール地点をJRの「東京駅」に設定します。あなたは今、JRの「大阪駅」にいるとしましょう。手段は在来線の普通列車のみが使えるとします。何日かかってもかまいません。
さあ、今から東京駅を目指しましょう!
さて、一番やってはいけないことは何でしょうか?
答えは、何も考えずに来た列車に飛び乗ることですよね。
たしかに運が良ければ、うまく乗り継いで東京駅にたどり着くかもしれません。しかし、何も考えずに来た列車に飛び乗っていれば、いずれ乗り継ぐ列車をまちがえますので、東京駅にはたどり着かないでしょう。
もしかしたら、九州へ行ってしまうかもしれません。
はたまた、東京駅を迂回して北海道へたどり着くかもしれません。
エンドレスで日本列島をさまよう旅になるかもしれません。
少なくとも、乗り継ぐ列車を確認しながら、先へ進まなければ東京駅へはたどり着きません。
すなわち、宅建攻略も一緒です。まずは合格という「ゴール地点」を明確に設定します。
そして、ゴールにたどり着くため、あなたに最適な手段を選ばなければならないのです。
それがイコール、①ご自身に合った学習方法を早く見つけることなのです。
宅建レベルの資格であれば、①ご自身に合った学習方法を早く見つけることがもっとも重要です。
学習方法が見つかれば、②その方法にしたがい地道に学習を継続することは、受験勉強などのクセがついている方にとっては、難しいことではありません。
その上でゴール地点(宅建合格)を明確に設定してくれている手段をざっくり紹介すれば、予備校などの宅建講座と市販のテキストです。
最近では、ユーチューブなどほかの手段も多々ありますが、メジャー所では上の2つでしょう。
ですので宅建合格のためには、まずは宅建講座を利用するのか、市販のテキストを使い独学でチャレンジするのか決めなければなりません。
ざっくりといえば、どちらかの手段を選択することになるでしょう。
その上で結論を先に申しますが、凡人タイプの方は、予備校などの有料講座を受講する方法が最適な手段といえます。
少なくとも、有料講座を使えば、先ほどの例えでいえば、大阪駅から東京駅へたどり着ける手段です。残念ながら、飛行機や新幹線のような超ハイスピードでは連れて行ってくれる手段ではありませんが、ゆっくりと着実に東京駅へ導いてくれます。
地道ではありますが、結果としてゴールへの近道の手段といえます。受験指導のプロに手取り足取り教えてもらい、素直に教えにしたがうことが、遠回りのようで合格への近道といえるからです。また、カリキュラムをすでに整えてくれているため、ご自身で細かなスケジュールを組む必要がほぼありません。
凡人タイプの方への
宅建講座ざっくりおすすめ3選(凡人タイプ編)はこちらをクリック
ただ、絶対に独学で宅建受験にチャレンジしたいと思われる方もいらっしゃるでしょう。
たとえば大学へ進学したての方や、定年退職後の生涯学習として学びのきっかけを探されている方など、比較的時間に余裕もあり学習意欲も高くて、宅建を受けようと決められた方は、独学チャレンジもありかもしれません。最近は、ユーチューブなど無料で見れる講義もありますので、併用して学習することも可能です。
ただくどいですが、独学はお勧めしません。結果として遠回りだったなんてことが往々にしてあるからです。とくに宅建に合格することが最終目標と考えておられる方は、絶対に予備校などの有料講座を受講してください。お金で時間を買った方がよほど有益だと私は思います。
あくまでご参考程度にとらえてくださいね、凡人タイプの方への
宅建テキストおすすめ3選はこちらから【後日公開予定】