宅建講座ざっくりおすすめ3選(凡人タイプ編)

凡人タイプ

おすすめ3選の前に講座選びのポイントをまずお伝えします。

講座を選ぶ上で最も重要視すべきは、講師との相性でしょう。

安くない費用がかかるわけですから慎重に検討しましょう。仮に講師の話す内容が理解しにくいのであれば、いくら世間の評判が良くても、その講義はあなた向けではありません。無料体験講義を受けられるのであれば、必ず講義を聴いて、あなたにとってわかりやすい講師なのか確認しましょう。

無料体験講義がないのであれば、他の手段でけっこうですので受講前に講師のお話を一度は聞いてみてください。講師の声のトーンや話し方のクセなどを確認しましょう。どうしても自分と相性の悪い講師は、一人や二人はいます。試聴は重要です。

もちろん、あなたと相性の悪い講師が優秀でないということではありません。単にあなたと相性が悪いだけだと考えてください。他の方にとっては神講師であることもあります。

以上をふまえた上で、これからは凡人タイプ(初心者)の方に絞った(あくまで独断と偏見)私のおすすめ講座ざっくり3選です。

このブログを参考にしていただければ幸いですが、最終的には、ご自身の判断で受講先を選んでください。学習の方向性を決めるうえでも、講座選びは、宅建試験攻略のメインであると考えます。

其の壱・弐 王道を進みたい方向け

いわゆる大手予備校が開校している「初学者向けコース」です。

法律学習の初心者が、宅建合格のために必要かつ十分な理解力と知識量をえるためのパッケージを提供してくれています。凡人タイプの方にまずおすすめできるのは、下記のどちらかの講座です。

其の壱(L社)その弐(T社)
価格約11~22万円約13~23万円
教育訓練給付制度
通学(メリット)
 (デメリット)
強制力あり
通学時間むだ
強制力あり
通学時間むだ
通信(メリット)
 (デメリット)
時短可能
強制力なし
時短可能
強制力なし
テキスト難しい
(文字多い)
上級向け
普通
(文字・図表)
中級向け
学習目安時間
(復習・演習込)
350~450時間350~450時間
申込リンク
(各コースをクリックしてね)
「通学」コース
「通信」コース
「給付金」(通学)コース
「給付金」(通信)コース
おすすめコースは
こちらをクリック

時間・費用共にあなたの可処分範囲内であれば、あくまで初心者で凡人タイプの方への)最もお勧めな学習方法上記のどちらかの講座をペースメーカーにしながら、学習されることです。

価格のめやすは、ざっくり11万円くらいから23万円で、通信・通学ともに可能(時期によっては通信のみ)です。「キャンペーン」や「一般教育訓練給付金制度」を活用すると費用を安く抑えることができます。

「通学コース」だと、学習スケジュールが組まれていますので強制的に学習機会を作りだせます。モチベーションも保ちやすいかもしれません。(通学の講師以外に)看板講師のフォロー講義も聞くことができるので、一石二鳥かもしれません。もちろん欠席時のフォローにもなります。ただし、通学に時間を取られますので、忙しい方にとっては校舎への通学がわずらわしいかもしれません。

通学コースに途中入校する場合、フォロー講義(おそらく看板講師の講義のみしか聴けません)で補うことになりますので、途中入校の場合はとくに看板講師とご自身の相性は必ずチェックしておきましょう。

通信コース」であれば、ご自身のペースで学習をすすめられます。看板講師が担当されているでしょうから、ご自身との相性が悪くない限り、講義内容はどちらも心配ないでしょう。校舎への通学時間のムダも省けます。時間を有効活用しやすいといえます。ただし、ご自身で学習のスケジュール管理をしなければならず、強制力もありません。ずぼらな性格の人には向かないかもしれません

いずれにしても、講師との相性問題を緩和してくれる手段を、どちらの講座も複数提供してくれています。

参考までに下記は其の壱(L社)講師の講座紹介です。

こちらは、その弐(T社)講師の講座紹介です。ご自身との相性を聞き比べてみよう。

テキストの確認も怠らないようにしましょう。テキストとの相性も大切な要素です。

私のイメージでは、L社のテキストは活字慣れしていて、論理的な文章に抵抗感のない方向けです。対して、T社のテキストはどちらかというとビジュアルイメージで理解する方が好きな方向けです。

L社のテキストは出版されていますので、大きな書店には置いているでしょう。T社のテキストはHPで(一部のみ)内容確認可能ですし、各校舎の窓口でお願いすればパラパラとテキストの内容を確認する程度はさせてくれるでしょう。

とくにL社のテキストは、凡人タイプの方には(独学では)難しすぎる可能性があります。

あくまでイメージですが、テキスト内容から資格試験や受験勉強慣れしているのかをレベルわけすると、L社は上級向け、T社は中級向けといった感じですね。

その上で、ご自身と講師との相性もかならずチェックしてください。

初学者(凡人タイプ)の方は、講座の受講・復習・演習などの時間を含めて、短くても300時間(平均350~450時間くらいでしょうか)くらいかかることを覚悟すべきです。

もっとも、大手予備校のカリキュラムには、費用に見合う効果があります。最短で楽して合格したいという誘惑はグッとこらえましょう。千里の道は一日にしてならずです。

まちがっても、サルでもわかる簡単合格法などといった、詐欺的な謳い文句には引っかからないようにしましょう。

万人に共通する合格法などこの世には存在しません。あなたにより適した合格法を見つけ、その方法で地道に学習を継続しましょう。


その参 すき間時間を有効活用したい方向け

どうしても、「すき間時間をどうにかして有効活用」したいと思われるている方向けの講座が「その参」です。さらに、どうも活字は苦手だなという方向けに良い講座がありますので、あくまで「おまけ」で紹介します。(現在この講座は販売終了しています。ですので、ご参考までにです。この講座でインプット用に使用するテキストに大きなクセがあると私は感じます。凡人タイプの初心者の方には独学での使用は決しておすすめしませんが、講座を併用できるのであれば、なかなか良い学習スタイルに変わりますので、あえて紹介しました。講座の再開を強く求めます。

其の参(L社)おまけ(L社)
価格約8万円約13~17万円
教育訓練給付制度
通学(メリット)
 (デメリット)
×強制力あり
通学時間むだ
通信(メリット)
 (デメリット)
かなり時短
強制力なし
時短可能
強制力なし
テキスト難しい
(文字多い)
上級向け
易しい
(図表多い)
初中級向け
学習目安時間
(復習・演習込)
200~350時間250~400時間
申込リンク
(各コースをクリックしてね)

「通信」コース
「給付金」(通信)コース
販売は終了!
参考までに
こちらをクリック

本来は王道のどちらかの講座が「てっぱん」でおすすめなのですが、どちらも相性が悪いとか、忙しすぎて時間がなかなか取れない方などもおられるでしょう。また、いわゆる初学者向けコースは講座の内容がてんこ盛り過ぎて飽きっぽい性格の方にはとくに、消化不良を起こしてしまうかもしれません。

そのような方は、(講座を併用(講義録など)してインプットテキストを理解できる自信がある方だけに限定されますが)以下の講座も検討してみてください。ただし、講師とあなたとの相性が悪ければ、代わりの講師がいませんので、そこは十分ご注意ください。繰り返しになりますが、使用するテキストをある程度読み込める自信のある方のみが、ご検討ください。

参考までに下記は其の参(L社)講師の講座紹介(2023年版)です。

おまけ どうも活字は苦手だな…、と思われる方向け

以下の文章は参考までにお読みください。現在、この講座は販売終了していますので、今後販売が再開されるのかはわかりません。自己責任で講座を検討してくださいね。

上記の講座いずれもが相性はいまいち、あるいはテキストが難しすぎてついていけそうにないと思われている方は、別の講座をおすすめします。使用テキストは、かなりビジュアル重視です。活字を読むのが苦手な方には良いテキストです。このテキストの著者が講師も務めていると思いますので安心して受講できます。ただし、講師とあなたとの相性が悪ければ代わりの講師がいません。そこは十分ご注意ください。

その他の大きなデメリットは、(ビジュアル重視すぎることから)使用テキストの情報量が少なすぎることです。

すなわち、凡人タイプの初心者の方には、このテキストのみでの独学は向きません。わかったつもりに陥りやすいテキストなため合格がかえって遠のくであろうからです。行間をよめる秀才タイプは別でしょうが…

おそらく講師の有料講座を受講することが絶対前提にあって、並行して問題演習を徹底的に繰り返す必要があるのだと思います。重要な知識は演習をつうじ都度ストックするイメージでしょう。

この講座を受講し、演習徹底できる方であれば、かなりおすすめのテキストへ変身するでしょう。活字を読むよりも、実戦形式でどんどん問題をこなして知識や考え方を身につけたい人には向いているでしょう。

くどいようですが一見わかりやすいテキストに見えて、かなり難易度の高いテキストであることは忘れないでください。

この講座は、初心者でかつ受験勉強や資格試験なれしていない方向けだと思います。ただし、内容はかなり上級者向けに仕上がっている可能性もあります。

参考までに下記はおまけ(L社)講師の講座紹介(2023年版 現在販売終了)です。

(残念ながらこの講座は現在、募集停止中みたいですね。来年度向けに同一講座が開設されることを期待しています。)


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